フリーランス不動産営業マンのZousanです。
トライアスロン歴は12年。
ショート、ミドル、ロングまでこなす営業アイアンマンです。
最近ではトライアスロンに興味を持つ方が増えてきて「私も挑戦してみたい!」というお声を聞くようになりました。
そこでトライアスロンに興味がる方、初めて挑戦したいと思っている方に向けてトライアスロンというスポーツを解説いたします。
・トライアスロンを始めて挑戦する方
・トライアスロン初心者の方
・トライアスロンに興味がある方
目次
初めてのトライアスロン!3分で分かりやすく説明!
トライアスロンとはどんなスポーツ?
まず『トライアスロン』というスポーツについて解説していきます。
トライアスロンは『スイム』『バイク』『ラン』の3種目を1人で連続して行う競技です。
【トライアスロンとは】
・スイム Swim(競泳、スイミング)
・バイク Bike(自転車ロードレース、サイクリング)
・ラン Run(ランニング、マラソン)
1.ショート・ディスタンス(別名:オリンピック・ディスタンス)
2.ミドル・ディスタンス
3.ロング・ディスタンス(別名:アイアンマン・ディスタンスとも言われているよ)
*ディスタンス(distance)とは「距離」という意味です。
トライアスロンの距離はどのくらい!?
次に、トライアスロンの距離について解説していきます。
トライアスロンの距離とカテゴリーの説明
1種目でも大変そうなのに1人で3種目をやるのかぁ。
ちょっとぼくには無理かもしれないなぁ。。。
ちにみに、どれくらいの距離なの?
トライアスロンの距離は大きく分けて、次の3つの距離に大別されます。
【トライアスロンの3つの距離】
①ロングディスタンス(アイアンマネディスタンス)
②ミドルディスタンス
③ショートディスタンス(オリンピックディスタンスなど)
大会によって各競技の距離は異なりますが、おおむね下の表ある距離を1人で3種目こなすことになります。
ロングディスタンス
(アイアンマンディスタンス) |
<距離>
・スイム 3.8km ・バイク 180km ・ラン 42.195km |
---|---|
ミドルディスタンス | <距離>
・スイム 1.9~2.5km ・バイク 90~100km ・ラン 21km |
ショートディスタンス
(オリンピックディスタンス) |
<距離>
・スイム 1.5km ・バイク 40km ・ラン 10km |
ショート・ディスタンス(別名:オリンピック・ディスタンス)
【ショートディスタンス(オリンピックディスタンス)】
・スイム Swim 1.5km
・バイク Bike 40km
・ラン Run 10km
合計 51.5km
このショート・ディスタンスの大会が最も多くて、初心者の人にとっても一番はじめやすいカテゴリーだと思います。
ちなみに合計の距離51.5kmを走破するこの種目は2000年のシドニーオリンピックから正式種目として採用されたため、この距離のことを「オリンピック・ディスタンス」とも言います。
トライアスロンの中では一番ポピュラーな距離で「ショート」という分類ではあるものの「オリンピック・ディスタンス」という別名が付いていることから、ぼくは未経験者の友人に
『この前トライアスロンの大会に出てきたよー!
オリンピックディスタンスって言うんだぜっっ!』
と言って、少しだけ優越感に浸った思い出があります。
これからトライアスロンに挑戦しようと思っている人や、すでにいくつかのショートの大会に出たことがある人にとって、多くの人にとって「海で1.5kmを泳ぐ」ことがハードルになることが多いと思います。
「小学校の時にスイミングスクールに通っていた」とか「学生時代は水泳部にいました」という人でさえ、「海で1.5kmを泳ぎきる」という経験をしたことがある人はなかなか少ないと思います。
スイミングスクールも水泳部でも「プールで泳ぐ」ことは何度も練習したと思いますが、「海で泳ぐ」練習をいつもしている人はなかなかいないのではないでしょうか。
バイク(自転車)の40kmもたしかに長いと感じますが、それでも自転車くらいなら何とか乗れるし、坂道や山道ではなく平坦なコースなら何となく出来そうな気がする方も多いのではないでしょうか。
またランニング(10km)についても、体育の時間に長距離走をやらされたなぁ、という(苦い!?)経験がある方もいると思いますし、もともと運動部だった方にとっては10kmなら何とかなるんじゃないかなぁ、と感じる方もいると思います。
何よりもバイク(自転車)40kmでもランニング(10km)でも、ゆっくり走れば出来る気がしますが、海を1.5km泳ぐスイムは、
「万が一おぼれたらどうしよう」
「途中で休めないし、引き返すこともできないのでは・・・」
と、初心者にとって圧倒的なハードルになるのがスイムなのです。
トライすロン初心者におすすめの大会は?
トライアスロン初心者におすすめの大会をご紹介します。
トライアスロン初心者におすすめの大会をご紹介
「海で長い距離を泳ぐのはちょっと心配」
そんな方向けに「スイムのパートをプールで泳ぐ」大会もあります。
前橋トライアスロンフェスタ(群馬県前橋市)
たかはらやまトライアスロン(栃木県矢板市)
スイム会場がプールではありませんが、こちらの大会も初めての方におススメです!
館山わかしおトライアスロン大会(タテトラ51.5)
トライアスロン(スプリント・ディスタンス)
初めてトライアスロンに挑戦する方にはオリンピックディスタンスの半分の距離である『スプリント・ディスタンス』の大会からはじめてみることもおすすめです。
【スプリントディスタンス】
・スイム Swim 0.75km(750m)
・バイク Bike 20km
・ラン Run 5km
合計 25.75km
前橋トライアスロンフェスタ(群馬県前橋市)
東京・江戸前トライアスロン(東京都大田区)
ビギナーズトライアスロンin日産スタジアム(神奈川県横浜市)
トライアスロンに興味があるけれど、なかなか一歩踏み出せないなぁ、という方には、まずお友達を誘ってショート・ディスタンスのリレー部門に参加することをおすすめしています。
トライアスロン大会の特有の雰囲気を味わえたり、レースの流れや、各種目の競技を変える場所(トランジッション・エリアと言います)を見ることが出来るので「トライアスロン」というスポーツを見通すことが出来ると思います。
もしお友達の中に水泳部の出身の方や今でもプールに通っている方がいれば声を掛けてリレーチームを作るのも良いかと思います。
既にトライアスロン経験のある方が身近にいるようであれば経験者にスイムパートを担当してもらい、ほかの2人でバイクパートとランパートを担当するのもアリだと思います。
これからトライアスロンを始めたいなぁと思っている方には是非いちどトライアスロン大会の雰囲気を感じていただきたいと思います。
始める前に思っていたイメージと違うこともあると思います。
ぼくが初めてトライアスロンの大会に出て感じたことは、
・意外にも年配の方も多い
・女性の方も多いんだなぁ
という事でした。
年齢や性別にとらわれず参加者みんなが自分の目標に向かって取り組んでいます。
70歳代のおじいちゃんもいればママさんトライアスリートもいました。
「トライアスロンには完走した者がみな勝者」という考え方があります。
完走者の全員にゴールテープを用意してもらい、みんなで完走を祝福する文化があります。
まだ大会には出たことがないけれど来年こそはぜひチャレンジしたいな、という方がいればリレー部門やスプリント・ディスタンスでの参加を検討されてみてはいかがでしょうか。
・トライアスロンはスイム、バイク、ラン3種目を1人で行う
・トライアスロンには幾つかの距離がある
・ショートやスプリントの大会を目指しましょう