このようなお悩みにお答えします。
【この記事を書いている人】
新卒で年収300万以下の営業会社で1年半のあいだ契約ゼロ。
転職して3年間営業を離れ、再び転職して営業に戻ると営業力が開花。30歳で年収1,000万、のちに年収1,800万円を達成しました。
自身のキャリア形成には職場選びがもっとも大切だと実感している現役営業マンです。
【転職をする前に思いがちなこと】
- 転職したら給料が下がらないか心配だなぁ
- 年収がアップする人なんて優秀な人なんでしょ
- 今の給料も悪くないし、転職したらだいたい給料は下がるんでしょ
転職をしようと考える時に『給料が下がるのが心配だ』と考えている人はとても多いようです。ネットの記事などでも『場合によっては給料が下がることも受け入れよう』とか『年収がダウンした失敗例』なども取り上げられています。
さらには給料アップだけではなく、ノー残業デーがあったり、しっかりと休日をとる文化のある会社であったため『大満足の転職』をしたそうです。
☞ この記事では、友人(K君)へのインタビューを兼ねた『大成功の転職体験談』をご紹介します。

もちろん、あなたにも『転職』によって『今よりもあなたに合った職場にめぐり合えるチャンス』があります。さあ、一緒に見ていきましょう。
<記事の後半に友人の給与明細あり>
- 転職で絶対に年収アップを考えている人
- 給料が良いだけでなく、休みもしっかり取りたい人
目次
【体験談】転職で年収が69万円もアップした友人K君

『転職』によって年収が69万円もアップした友人K君の転職に成功した体験談をご紹介します。
未経験の業種で年収が上がったばかりか、ワークライフバランスがしっかりとれた職場への『転職』を成功させました。
転職体験談①/新卒入社した会社は長時間労働が当たり前

私の友人K君は、私の2社目の会社の先輩でした。
入社した時期が私より先で先輩ではあるものの、年齢が同じだったため、仕事の相談もさせてもらうなど、仲良くさせてもらいました。友人K君が新卒で入社し、私が転職して入った会社は不動産の管理会社でした。
ビルやマンションを所有者であるオーナーさんから預かり、日々の家賃の入金確認や清掃費や修繕費の支払など、お金の出入りをオーナーに代わって管理する業務です。
皆さんがお住まいの賃貸マンションにも管理会社がついていると思います。お引越の時には室内の確認のために立ち会ったり、室内クリーニングや工事の打合せをしたりしますよね。
当然、平日も仕事がありますが、マンションの入居者の退去の立ち会いは土日であることも多く、なかなか休みが取りづらい会社でした。また家賃の滞納があると電話やお手紙で入居者にお支払をお願いするのですが、連絡がつながらない場合は現地のマンションへ訪問に行くんです。

その会社では首都圏の郊外の賃貸マンションを多く管理していたため、川越や相模原、津田沼、鎌倉の物件など、担当者が直接あちらこちらのマンションへ出向いていましたが、それでも滞納が解消しない場合は裁判をするしかありませんでした。
さらに商業ビルを管理していると、入居テナントから
【入居テナントのクレームが多い】
- 『エアコンのききが悪い』
- 『窓から雨水が入ってきた』
- 『どうやら地下に猫が住んでいるようだ』
など、予期せぬトラブルが発生します。
そのトラブルが発生した時点で入居者はかなり困っているので緊急対応をしなくてはなりません。そのため早朝でも夜中でも土日でも、管理物件の担当者の携帯電話に連絡が入る体制になっていました。
おそらく、ほとんどの不動産の管理会社では似たような状況だと思います。数人の管理チームで分担をしながら対応し、交代で休みを取っていると思います。
だいたい、1人あたり管理物件は15棟を担当し、その物件の入居テナントは合計で300~400件ほどいました。
賃貸マンション1棟で50戸ほどありましたので。
管理の担当者はその全ての入居テナントの窓口になるわけです。また同じく15棟それぞれの所有者であるオーナーの窓口でもあるわけです。
転職体験談②/入社5年目に転職を決意して成功をつかむ

このような会社で働いている中でまず私が転職をしました。
その管理会社には3年程お世話になり、不動産の管理業務を通してかなり視野が広がり、私は再び『営業職に戻る決意』をします。
たしかに売上目標という数字がついてまわりますが、法人営業であったため土日祝日は完全に休みになりました。
☞そして私の転職の話を聞いた友人K君も、私が転職した翌年である入社5年目に転職を決意します。
友人K君は若くして結婚しており既に子供がいました。
平日は終電を逃すことも普通でほぼタクシー帰り。土日も出勤することが多く、家庭内での奥さんへの負担が限界にきていました。
家族を養うために一生懸命に働いているのに、家族が崩壊寸前だったんです。
そして家庭内のバランスが崩れると、友人K君の体と心にも限界がきていました。
ついに友人K君は転職する決意を固めました。
転職体験談③/転職エージェントに登録後1ヶ月で内定

友人K君は『働きながら転職活動』を始めました。
その時に登録したのが『doda 』と『リクルートエージェント』と『
JACリクルートメント』です。
【転職エージェントとは】
『転職エージェント』とは専属のキャリアアドバイザーがついて、友人K君の希望条件を1対1の面談の中で確認をしながら転職のアドバイスをしてもらいます。
『doda 』『リクルートエージェント』『
マイナビエージェント 』などが有名です。ミドルクラスに強い『
JACリクルートメント』も評判が良いです。
そして友人K君の希望にあった条件の企業を紹介してもらい、面接を受けるという流れでした。
【転職サイトとは】
一方で『リクナビNEXT』に代表される『転職サイト』は希望条件をサイト内に登録することで、条件に合いそうな企業情報をメールでお知らせしてくれます。
『doda 』は転職サイトとしても優秀ですし、20代の転職支援に特化したアプリである『
キャリトレ』も人気があります。
結果的に友人K君は『doda 』から紹介があった企業と面接を重ね、登録から1ヶ月で内定をもらうことができました。
☞ いくつかの転職エージェントに登録した友人K君にとっては、熱心にサポートをしてくれる『doda 』との相性が良かったようです。
転職体験談④/辞めて正解!給料アップ!休日も増えた!

友人K君は全くの未経験業種であった外資系の会計事務所に転職をしました。
その会社は企業の決算書の作成が主な業務であるため土日祝日が休みとなりました。
もちろん会計の仕事ですから決算の時期など繁忙期があるわけですが、社員も多くチームで分担をしながら仕事を進めているので、休みの取りやすさは前職とは比べ物にならならいほど休日がとれるようです。
さらに、ある程度の規模の会計事務所であったため積極的に有給をとるように会社の方から勧められるそうです。しかも毎週水曜日はノー残業デーとのこと。
☞ 会社が違うだけで、こうも自分の人生が変わるのかと驚いていました。

さらに友人K君の転職ですごいところは年収が69万円もアップしたことです。
もともと不動産の管理会社の給料も残業代がそれなりに加算されていたため、決して不満があったわけではないようですが、転職先の会社はタイミングが良かったのか、かなりの好待遇で年俸ベースで既に前職の給料を超えた提示があったようです。

これだけ恵まれた会社があるなら、正直、私が就職したいくらいですよ!!w

というか、友人Kよ、この給料で前職より年収69万円アップなのかい?
私の在籍時の月収よりはるかに多いのだけど、、、。当時の私と比べたら余裕で年収100万以上アップしていると思うんだけど。。。
『転職に踏み切れない』『辞められない』あなたへ

これは友人K君のシンプルなアドバイスかもしれません。
☞ですが『今の職場で毎日を耐えている』『毎朝がつらく会社に行くのも苦しい』『もっと自分の力を発揮したい』なら、今すぐ行動を起こすことが大事です。
【成功する転職の秘訣】意識が変われば行動が変わる

友人K君と私が勤めた不動産の管理会社は中途採用の多い会社でした。
たしかに私も転職して入社しましたし、私のあとにも毎月2,3人ほど新しい人が転職してきました。
しかし私も含めて一度転職した経験のある人は2,3年経験すると次の会社へキャリアアップを求めて転職をしてしまう、と当時の社長が話していました。
一度転職を経験した『転職組』は長く定着しないため、従順な社員を育てるにはやはり『新卒採用』が大事で、新卒で入社した友人K君をはじめ、多くの新卒社員は5年以上在籍していました。
その会社とは今でも交流がありますが、創業当初からいる社員は新卒から15年以上の間勤めている方もいます。
たしかに新卒で入った会社は思い入れもあり、辞めづらいと思います。
はじめての就職活動で入社した会社でしょうし、苦しい時期を一緒に過ごした同期もいます。その同期や教えてくれた先輩に対して、なんとなく罪悪感が出てくることもあると思います。
ですが、あなたの人生です。
あなただけの人生なんです。
あなたの人生はあなたが選ぶべきです。
10年前の私がそうであったように、今のあなたも『自分の人生の選択』をする時期に来ているのかもしれません。
今とは違う環境で自分の才能が開花するかもしれません

人は誰しも長所と短所、向き不向きがあります。
今とは違う環境に身を置くことで『あなた自身も気がつかなかった才能』が開花するかもしれません。
新しいアイディアを考えたり、よく思いつくあなたは『商品開発』や『経営企画』の仕事で才能が開花することだってありえます。
細かな作業に強く、数字が好きな方であれば『経理財務』など数字を扱う部署の仕事が合うかもしれません。
世話好きで色々な人から頼られる器用なあなたは『総務』の仕事が合っている可能性もありますね。
人を見る目があって人望の厚い方なら採用や『人事』の仕事で思わぬ力を発揮することだってありえます。
いま与えられた仕事を希望した人も、希望していなかった人も、もう一度冷静に『あなたが本当にやりたいこと』と『あなたの性質に合った職種とは何か』を整理してみることをおすすめします。
その中で『転職』もあなたのキャリアにおいて『選択肢の1つ』と考えて『最良の選択』をするように意識してみましょう。☞【3回の転職で分かった】おすすめの転職サイトはこちら
売れない営業マンだった私のエピソード

私自身も営業でまったく結果が出ず、1年半で仕事を辞めました。
しかも次の就職先すら決まっていません。そして3ヶ月間の転職活動後についた仕事は営業ではない仕事でした。
数字に追われる日々から解放されて、周りの同期と比べられることもなくなり、初めて仕事らしい仕事をしている感覚を得る事ができました。そこで3年間の営業ではない仕事を経験した後、私はまた営業の仕事に戻ることになります。

そして、売れない営業の1年半と営業以外の3年の経験をもとに、営業活動に専念したところ、30歳の時に年収1,000万円を達成することができました。
私自身、このようなキャリアを歩むとは全く想像もしていませんでした。若いあなたであれば、まだまだ自分の気づいていない才能を開花できるチャンスがあります。
10年前の私がそうであったように、今のあなたも『選択』をする時期に来ているのかもしれません。
あなたの『決断』が、あなたの『行動』を変えます。
あなたの『行動』が、あなたの『人生』を変えます。
あなたが活躍できる場所であなたの才能を思う存分に発揮して下さい。
あなたには明るい未来が待っています。
『今すぐ転職』でなくても情報は集めておいて損はない

今すぐに『転職』するわけでもないし登録の手続きも面倒だから、と考えてしまい情報収集を後回しにしてしまうことは無理もないと思います。
ですが『いざ転職をしたい』と思った時には希望したポストが既に埋まっていて手遅れになるケースも残念ながらあります。
転職活動をはじめると、
- 採用の担当者にウケる履歴書、職務経歴書の書き方(あなたの特長と実績)
- 採用面接での応対のしかた(1次、役員、最終面接)
- 転職したい企業の情報の集め方(主力の商品、競合する会社、その市場)
これらを準備しないといけませんが、いきなり用意をするのはけっこう大変です。
また、希望条件に合う求人情報が出た時にあなたのライバルとなるような他の人も応募してくるかもしれません。
あなたが優秀な方であれば、きっとそのポストを狙っている方も同じく優秀な方でしょう。
やはり事前の準備がとても大切です。
『転職サイトへの登録は無料』なので『どのような求人情報が出ているか』気になる方は情報を集めてみると良いでしょう。


会社を辞めさせてくれいない、辞表を受け取ってくれない、というお悩みに『退職代行』というサービスもあります。
なかなかスムーズに会社を辞められない時は『退職代行』も検討してみてください。