このようなお悩みにお答えします。
【この記事を書いている人】
新卒で年収300万以下の営業会社で1年半のあいだ契約ゼロ。
情けないことに営業の厳しさに耐えきれず2年目に転職をしました…。
転職して3年間営業を離れ、再び転職して営業に戻ると営業力が開花。
30歳で年収1,000万、のちに年収1,800万円を達成しました。
社会の厳しさと優しさの両方を経験した現役の営業マンです。
営業の仕事って、つらい事も多いですよね…
売上ノルマがあるし、上司から怒られるし、取引先とうまくいかないし…。『つらい』『辞めたい』と感じることも多いと思います。

『出来ることなら今日にでも辞めたい』『でも1年は働かないと次の就職先が見つからないのでは』と考えてしまうと辞められない、このような悩みを1人で抱え込んでいる営業マンも多いのではないでしょうか。
悩みを相談した先輩に飲みに連れて行ってもらい、なぐさめてもらった帰り道に悔し涙が止まりませんでした。きっと今のあなたも当時の私と似たような思いをしているのかもしれませんね。

☞ この記事では営業の仕事でつらい毎日を過ごすあなたに向けて『営業マンのつらい日々を抜け出す解決策』をご紹介します。
この記事が少しでも営業に悩む方のお役に立てれば幸いです。
さあ、一緒に見ていきましょう。
・営業を始めたばかりの人
・営業のノルマがつらい人
・営業の結果が出ずに悩んでいる人
営業がつらい!辞めたい!と思う時に7つのポイント

多くの方は営業の仕事は『大変そう』『つらい』というイメージを持っています。
なかには『営業だけはやりたくない』という人も結構います。
そんな厳しい営業の仕事に対して『つらい』とか『もう営業を辞めたい』と思ってしまうことはよくあることです。
私は不動産の営業を10年以上経験していますが、
と感じる時がたびたびあります。
今でもあります。
【営業がつらいと感じる時の思考】
・まわりの同期や同僚が頑張っているのに自分は根性がないだけなのか
・うまく人付合いができない自分は営業のセンスがないのか
・契約が取れない時期が続いてしまい、もう契約が取れないんじゃないか
などのように、感じてしまうのではないでしょうか。
このような時は『営業のスランプ』に陥っている可能性もあります。
また、こういった心理状況のときには『自己肯定感』がとても下がってきます。
☞ 営業のスランプへの対処とマインドセットの両方向から対応策を考えていきましょう。


1.営業スランプに陥っていないか/理由と脱出法を考える

営業を辞めたいと思う時は『営業がうまくいかない時』であることが多いと思います。
上手くいっていれば誰も辞めたいとは思いませんよね。
それであれば『営業のスランプ』に陥っていないか考えてみてください。
私も『営業がつらいな、しんどいな、辞めようかな…』という考えが頭をよぎる時はたいていスランプに陥っています。
営業スランプはベテランの営業マンでもよくあることです。
ちょっとした事がきっかけでスランプを脱出する人もいれば、なかなか抜け出せずに成績がふるわないままの人もいます。


2.『自分が情けない』という心理状況をリセットする

つぎに『営業がつらいと思う自分が情けない』という心理状況はいったんリセットしましょう。
これは営業の経験が浅いからでも、根性がないからでも、営業センスがないからでもありません。ベテランの営業マンも同じような悩みを抱えてることも多いのです。
また悩んでいる理由が自分のスキルに関するものであればそれはあなたがこれから伸ばしていける『伸びしろ』です。これから経験をして、知識を吸収して、挑戦と失敗を繰り返しながら成長していけば良いんです。
☞ くり返しになりますが『営業がつらいと思う自分が情けない』という心理状況はいったんリセットしましょう。
3.営業ノルマや売上目標のプレッシャーをいったん解放

毎日の営業の日々がつらくて仕方ないという時は、いったん『営業ノルマや売上目標』といった数値目標を頭の中から忘れるようにしてみてください。
『営業の仕事がつらい』と感じてしまうあなたには同じだけ責任感があると思います。
そして、そこにはノルマや目標などの数字がついてまわると思います。
実は営業マンにとって数字は切っても切り離せないのですが、なかなか厄介なものでして、ノルマが達成できない見込みとなると『プレッシャー』となって心の奥底に重くのしかかります。
そして『数字のプレッシャー』にとりつかれた営業マンの雰囲気をお客さんは敏感に感じ取って『この営業は本当に私のことを考えているのだろうか』と疑う気持ちが芽生えてしまい、ますます契約がとれなくなるという『営業マンの負の連鎖』に陥ってしまうことがよくあります。
数字を追う営業マンにとっては難しいことですが、いったん『ノルマや目標』から心と頭を解放させることは心の衛生面にとっても有効です。
4.つらい営業を頑張る自分を認める/自己肯定感は大切

はっきり言って営業の仕事は大変なことが多いと思います。
『営業だけは絶対にやりたくない』という人さえいますからね。
それでも営業がいらない会社なんて無いんです。
多くの会社にとって営業職は花形の仕事であることが多いと思います。
仕事のできる上司や先輩が所属していて、会社内でも一目置かれる部署でしょう。
仕事をテキパキとこなし、明るく元気に振る舞う先輩がいれば、あなたにとっても憧れの姿なのではないでしょうか。
ですから営業経験が少ない方にとってすぐに結果が出なくても当たり前です。
すぐに契約が取れないことを悩む必要は全然ないんです。むしろ仕事が出来る先輩たちに囲まれても今日まで必死にしがみついてきたこと自体が素晴らしいこと。
自分なりに努力してもなかなか結果が出ずにつらい思いをしているのだと思います。
こういった時は『自己肯定感』がとても低くなりがちです。
『自分は営業に向いていないのではないか…』いったんこのように思ってしまうと現実にも良くない方向に進みがちです。
いまの会社に採用されて、営業という部署に配属されたのですから、会社もあなたが適正だと認めた証です。
☞ 『自己肯定感』はしっかりと維持しつつ、どうして営業がつらいと重いっているのか、本質の部分をもう一度ほり下げて考えてみて下さい。
5.それでも営業が辛いなら『いったん休む』ことも選択肢

これまで本気で考えてきて『営業を辞める決断』をするのは本当に勇気がいることだと思います。
勇気を振りしぼって上司に『営業を辞めたいです』と言えるのであれば良いのですが、人によっては上司に言い出せなかったり言ったものの説得されてしまったりと、なかなか長引いてしまう人もいます。
そんな時は、まずは
☞『営業職ではない部署』への異動
を相談をしてみてはいかがでしょうか。
いったん『営業』という仕事から離れて、内勤の仕事をするなど『今いる社内での環境を変える』のも1つの方法です。
また営業の仕事だけだではなく、そもそも会社に対する不信感であったり、自社の商品に対する疑問が原因で営業の仕事を辞めたいと思うのであれば『休職』や『転職』もあなたの大切な選択肢の1つです。
☞『営業の仕事がつらい』なら、まずはいったん休んでみる
という事を考えてみて下さい。


6.営業以外で『自分の才能が開花する』職種を考える

【営業を希望しましたか?】
・今あなたが就いている営業の仕事は自分で希望したものですか?
・それとも希望していないのに配属されてしまったのでしょうか?
人は誰しも長所と短所、向き不向きがあります。
細かな作業に強く、数字が好きな方であれば経理財務など数字を扱う部署の仕事が合うかもしれませんし、新しいアイディアを考えたり、よく思いつく方は商品開発や企画の仕事が向いているのかもしれませんね。
世話好きで色々な人から頼られる器用な方は総務の仕事が合うかもしれないし、人を見る目があって人望の厚い方なら採用や人事の仕事で思わぬ力を発揮することだってありえます。
『営業がうまくいかないな』と思った時は『異動』や『転職』も選択肢の1つと考えて、あなたの能力を開花させる仕事がないか、考えてみて下さい。
☞『あなたの才能を思う存分に発揮できる職種』で『あなたのその働きを求めている職場』をマッチングさせることが最も大切です。



☞登録して待つだけ?【スカウト型転職サイト】を利用した新しい転職活動の進め方

7.営業を辞めることを『逃げ』にしない『転職術』

『営業の仕事を辞めたい』と本気で思った時、それを『営業から逃げたとさせない』ことが大切です。
どうしても『仕事を辞める』『すぐに転職した』『1年も仕事が続かなかった』という場合、その仕事から『逃げた』と思われるのを気にしてしまうと思います。
しかし、その職場での価値観や雰囲気、お客さんに勧めているその会社の商品やサービス自体に違和感があるならば『その会社を辞める』というのはあなたの選択肢の中で1つの判断をしたに過ぎません。
もっと極端に言うならば、
・違和感を感じている今の職場から1日でも早く離れて
・自分の働きを求めている職場を1日も早く探す
というのは『1つの選択』です。
あなたの人生の中でこれまでも幾つかの『選択』をしてきたと思います。
その時々によって後から『正しい』と感じたり『間違ってた』と後悔をしたこともあったでしょう。
その時あなたは何かを辞める選択をしたと思います。
その『辞める』という選択はいま振り返ってみて『逃げ』でしたか?
その『辞める』という選択のおかげで『代わりに得たもの』はありませか?
『辞める』ということは『逃げ』ではなく、あなたの人生の岐路における『1つの選択』です。
もし今のあなたが営業の仕事がつらすぎるのであれば『自分に適した職場を選ぶという選択』も当然にあるわけです。

それでも毎日の営業がつらくて逃げたいあなたに

それでも毎日の営業がつらくて『どうしても今の状況から脱したい』という方もいると思います。
それなら決して無理はしないでください。
売れない営業マンだった私のエピソード

今の営業という仕事がつらいなら、辞めるという選択があります。
今の職場での人間関係に悩んでいるらなら、辞めたって良いと思います。
今日までつらい職場で頑張ってしがみついてきたあなたは本当によく頑張っています。
なので、決して自分のことを責めないで下さい。
もうこれ以上、自分を傷つけないで下さい。
私自身も営業でまったく結果が出ず、1年半で仕事を辞めました。
しかも次の就職先すら決まっていません。そして3ヶ月間の転職活動後についた仕事は営業ではない仕事でした。
数字に追われる日々から解放されて、周りの同期と比べられることもなくなり、初めて仕事らしい仕事をしている感覚を得る事ができました。
そこで3年間の営業ではない仕事を経験した後、私はまた営業の仕事に戻ることになります。
そして、売れない営業の1年半と営業以外の3年の経験をもとに、営業活動に専念したところ、30歳の時に年収1,000万円を達成することができました。
私自身、このようなキャリアを歩むとは全く想像もしていませんでした。
若いあなたであれば、まだまだ自分の気づいていない才能を開花できるチャンスがあります。
10年前の私がそうであったように、今のあなたも『選択』をする時期に来ているのかもしれません。
あなたの『決断』が、あなたの『行動』を変えます。
あなたの『行動』が、あなたの『人生』を変えます。
あなたが活躍できる場所であなたの才能を思う存分に発揮して下さい。
あなたには明るい未来が待っています。
もし『営業を辞めたい』と思うなら…転職の準備

いまでは私自身、営業の仕事がとても楽しく、自分に合っていると思えるため『天職』であると感じられています。
一方で20代の前半の頃は『営業を辞めたくて仕方がない』と本気で思っていました。
なので本心では『営業が天職だ!という人が1人でも多く増えて欲しいな』と思う反面、営業に悩んでいる人には『無理をせずに、ご自身が天職と思える仕事に出会ってほしい』という2つの思いがあります。
営業という仕事は不思議なもので、
『他の職種 ⇒ 営業』だと未経験でも学歴も問わず募集しているのに、
『営業 ⇒ 他の職種』となると、20代での準備が必要になってきます。
私のいる不動産業界でも30代、40代で売れなかった営業マンが次々に去っていきますが、結局は別の不動産会社で営業を続けています。
残念ながら、そういった方々は充実したキャリアを歩んでいるようには感じられなかったのです。
『今すぐ転職』でなくても情報は集めておいて損はない

今すぐに転職するわけでもないし登録の手続きも面倒だから、と考えてしまい情報収集を後回しにしてしまうことは無理もないと思います。
ですが『いざ転職をしたい』と思った時には希望したポストが既に埋まっていて手遅れになるケースも残念ながらあります。
転職活動をはじめると、
・採用の担当者にウケる履歴書、職務経歴書の書き方(あなたの特長と実績)
・採用面接での応対のしかた(1次、役員、最終面接)
・転職したい企業の情報の集め方(主力の商品、競合する会社、その市場)
これらを準備しないといけませんが、いきなり用意をするのはけっこう大変です。
また、希望条件に合う求人情報が出た時にあなたのライバルとなるような他の人も応募してくるかもしれません。
あなたが優秀な方であれば、きっとそのポストを狙っている方も同じく優秀な方でしょう。
やはり事前の準備がとても大切です。
転職サイトへの登録は無料なので『どのような求人情報が出ているか』気になる方は情報を集めてみると良いでしょう。



今の仕事を辞めようか悩んでいる方や、すでに退職している方は、次の記事も読んでみて下さい。
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